【絵本とアートでSDGs】完成!ランプシェード~木っ端や新聞紙でアップサイクル

『絵本とアートでSDGs』としての取り組みを担当している石橋です。


絵本の読み聞かせを通して感じた気持ちを、一旦自分の頭で考えて、手を動かしてアウトプットする、という工程を大切に

この夏はランプシェードを制作!アップサイクルに取り組みました。


アップサイクルとは、本来は捨てられるのものに、新たな価値を与えて別の新しいものに再生すること。

実は、昔から生活に根付いていた文化であり生活の知恵。もちろん今でも、身近なものから建築物まで実に幅広く受け継いでいます。

だからこそ、子どもたちにも「もったいない」という心とアイデア次第で物を生み出せることを感じ取ってもらいたいと願っています。



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さて、この夏に制作したランプシェードは・・・

天井から絵の具の入った袋を吊るし、

子どもたちでぐるぐるまわしてダイナミックに和紙を色付けしました。


偶然が生み出す色、にじみの美しさ、

そして何より楽しいこの工程を通して仕上がった彩り豊かな和紙を、今回の制作に使います。


ランプシェードの枠組みには、

木の端材、テープ芯、新聞紙などで組みあわせました。


木の端材は、とても小さな物まで使っています。


この木も大きくなるまでに何年もかかった木なんだ、

という感覚は、絵本を通して感じ、さらに自分の手の上に乗せた時に実感します。

小さな手で小さな木っ端を大切に扱い、ランプシェードの土台も丁寧に装飾されています。


枠に、色とりどりの和紙を貼り、完成!最後に、教室内を暗くしてライトアップしました。


本当に素敵な作品が並び、教室内は幻想的な空間に・・・。

絵本の読み聞かせとアート制作を通したかけがえのない時間。

嬉しそうに作品を持ち帰る子どもたちの笑顔が印象的な、楽しい制作でした。



【制作実施場所】アトリエペタタ 【担当】石橋幸子

SDGsゴール 12つくる責任つかう責任/15森の豊かさを守ろう

絵本でSDGs

だれひとり取り残さずに 全世界の人々が持続可能な幸せを目指す取り組み(SDGs)をより身近な事柄とするため 絵本を用いて推進する活動をしています。