ステイホーム週間中。家で大掃除をしたり、親子で工作をしたり、それぞれの場所でお過ごしのことと思います。
その一方で、人々のために働いて下さっている医療従事者の皆様。本当にありがとうございます
非常事態だけに、穏やかな日常や普段の生活のありがたみを痛感します。
さて、私は防災士でもあります。こうした日々の中だからこそ、考えたいのが非常時の乗りこえ方です。
今は、ステイホーム、ソーシャルディスタンスをとる、買い物は3日に一度程度…など、目の前に与えられた課題がありますが、
買い物すら困難な非常時に、必要なものを備えておく『備蓄』もこの機会に、親子で改めてチェックしてみてください。
たとえば『手を洗う』ということ。
絵本を通して、なぜ、手洗いが必要なの?という疑問もわかりやすく理解できます。
そして、ぜひこの機会に親子で『紙せっけん作り』に挑戦してみてください。
作り方はいたって簡単です。
用意するものは
①泡タイプのハンドソープ
②ハンドソープを入れる皿
③ハケ
④はさみ
⑤下に敷くもの
そして
キッチンペーパーやクッキングペーパーなど
です。
ちなみに、水に溶ける紙というものも今回用意しました。
100円ショップなどでも販売しています。
【1】はじめに、下敷きをしき、その上にキッチンペーパーなどをのせます。
受け皿にハンドソープを入れ、ハケで塗ります。
【2】前面にまんべんなく塗ったら、裏返して、反対の面にも塗ります。
塗り終わったら、干して乾かします。
【3】乾いたら、好きな大きさに切ます。
【4】ちいさなパッケージビニールに入れて、完成です!これで簡単に持ち運べます。
実際に使用するときは、まず手を濡らしてから使い始めることがポイントです。
その見た目からは想像できないくらいさっぱりと手を洗うことができます。
手洗い後にはキッチンペーパーが残りますので、ゴミとしてお持ち帰り下さいね。
* * * * *
さてそこで、ゴミが出ないように、ということで 前述の『水に溶ける紙』で作ってみます。
結論から言うと、『水に溶ける紙』は、つまり『液体石鹸を塗っても溶け始める』
ということですので、
塗りにくく、さらに裏返して塗ることや干すことがかなり難しくなります。
ですが、紙そのものは面白く、油性ペンで模様を描いて水に入れると・・・
不思議!ふしぎ。模様だけが残ります!
こんな遊びを加えながら、挑戦してみて下さい。
こうして出来上がったこちらの石鹸。
使用後はもちろん溶けてなくなりますので、ごみは出ません。
いかがでしょうか。
非常時だけでなく、石鹸を持ち運びにくい屋外での遊びやアウトドアにも、意識を高めることのできる『紙石鹸作り』
この機会に、ぜひ挑戦してみてください。
石橋幸子
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